30代女性 ボールペンのパッケージ作成
工場作業で仕事するうえでのメリットとデメリット
こんにちわ。
私はボールペンにパッケージを印字する仕事に従事していました。
ボールペンのキャップの「赤」「黒」を機会で印字したり、ボールペンの側面の
バーコード部分の製品情報を貼り付けるお仕事です。
パートとして働いておりましたが、働く側からみた工場ならではメリットとデメリットをご紹介します。
あくまでも私の主観と経験上のものではありますで、参考程度に見ていただければと思います。
メリット1 仕事を覚えるのが早い
私の場合、一人で機械に座りもくもくとボールペンに印字していくという作業です。
はじめは社員の方々に教えてもらいますが、ある程度すると一人でできるようになります。
その日に与えられた持ち場では就業時間までその作業を繰り返し行いますので、何か考えながら
進めていくというよりは同じ作業をコツコツやっていくので、上達も早いです。
メリット2 子供の都合で休める
私は二児の母です。
当時保育園に通っていたため急な体調不良や保育園からの連絡で
急遽面倒を見なければいけない場合はどうしても仕事を抜けたりお休みを頂かなくては
ならない時があります。
こんなことをいうと不謹慎かもしれませんが、私の作業は私にしかできないという仕事ではありません。
むしろ私よりも上手な人がいたり、明日に回せる仕事だったりするのでほかのサービス業や接客業と比較すると、従業員が休んだ場合のリスクがそれほど大きくないように思えます。
私が勤めていた工場では同じ事情の従業員さんも多く、むしろ工業側の方々も理解してくださっていたので子供がいる身としてはそういう意味では働きやすかったです。
メリット3 人間関係のいざこざが少ない
基本的に目の前の仕事を進めていけばいいので、コミュニケーション能力はそこまで問われない業種だと思います。
私の場合、人と会話するのはわからないときや、仕事の始末など単純な内容が多かったため、人とのコミュニケーション能力は必要ありませんでした。
お昼時間も一人で済まし時間になったら機械に戻ればいいので、体調が悪い日や落ち込んだ日などに人との接触を避けることも可能でした。
コミュニケーションが苦手だったり、あまり人と会話をしたくない方は良い業種
だと思います。
デメリット1 つまらない
工場仕事は同じことの繰り返しです。
その日の仕事が同じことを出勤から退勤まで行うことは当たり前で、今日も昨日も明後日も同じことをやっているなんてことも珍しくないでしょう。
慣れてくると何も考えなくても仕事は進んでいくし、数さえこなしていれば上司から
なにか言われることもないし、正直、目の前に楽しむ材料はほとんどありません。
デメリット2 体のどこかが痛くなる
私はボールペンの印字を機会に座ってひたすら印字していく作業でしたので、仕事中の
ほとんどが座っての作業でした。
そのため、腰が痛くなったり、肩が凝ったりします。
慣れるまでの特に最初のうちは「ほんとうにやっていけるのか」と不安な気持ちがありました。
ほかの工場仕事でもどこかしら体の部位に集中して疲労がたまると思われますので
ある程度忍耐力は必要かなと思います。
デメリット3 やりがいを感じない
基本的に工場側が求める商品を作るために部分的なお手伝いになるのでその仕事がプライベートで役に立つこともありません。
製造業をこの先やっていくという気持ちがない方にはキャリアとして役に立つということが少ないです。
あくまで自分の時間を提供してお手伝いをしてお給料を頂くというお仕事が多いのではないでしょうか。
単純作業は機械化・自動化が進んでいる時代ですので、この先将来のキャリア形成のために工業の現場作業をするというのはあまりおすすめできません。
デメリット4 給料が安い
基本的に給料が安い気がします。
世の中の給料相場はできる人が多いか少ないかやりたい人が多いか少ないかで決まると思います。
工場仕事は体一つあればできる事が多いので「できる人が多い仕事」です。
現場作業している人はほとんどがアルバイトやパートで形成されていたので、あまり縛りが少ない仕事ということから「やりたがらない人が少ない」といえます。
作業自体も単純な仕事が多いため、ある程度いくとスキルアップが難しく給料アップもしづらく思えます。
管理する側になれば望みがありますが、作業員としては、給料をたくさんもらいたい、スキルアップしてどんどん昇給したいという方は難しいかもしれません。
いかがでしょうか。
以上が私が思った工業勤務のメリット・デメリットです。
私が行っていたのはボールペンのパッケージ業務のため、仕事内容によっては当てはまることがあるかと思いますが、参考になればと思います。
総合的には、お子様がいらっしゃる方、やりたい仕事が明確でないかたにはおすすめな仕事だと思います。
くれぐれも体にはお気をつけて、ご安全に。